こんにちは!KOBAKURAです!
長引いていたアメリカ大統領選挙がついに決着つきましたね。
私的には強気なトランプさんを支持していましたが、バイデンさんに軍配が上がりました。
トランプさんには株価高騰の恩恵を受けさせていただいたので残念ですが、バイデンさんにこれから期待しようと思います!
トランプ大統領は3日投票日の前日までなりふり構わずあわただしく各州を飛び回り、必死の巻き返しを図ったが、ついに再選を果たせませんでした。
そこで、今回の敗因を検証しようと思います。
前回大統領選では投票日直前までクリントン民主党候補がリードしていたにもかかわらず、最後に逆転されたことから、多くの米メディアでは今回も4年前同様、劣勢だったトランプ氏がミシガン、ウイスコンシン、ペンシルバニアなどの接戦州を制し再選されるとの見方が少なくなかった。日本でも、その逆転劇の再現を期待する議論まで見られました。
しかし、前回との大きな違いは第一に、トランプ氏は今回、在野の挑戦者としてではなく、現職大統領としての4年近くの実績を厳しく問われる選挙となったことだ。とくに「再び偉大なアメリカを! Make America Great Again(MAGA)」のスローガンを前面に掲げて登場したにもかかわらず、国民が受け止めたアメリカの今日の現状は「MAGA」とは程遠いものだった。「偉大なアメリカ」どころか、アメリカの世界における信頼はこの4年間に、著しく低下した。人種差別問題でも、「白人至上主義者」の過激な運動に理解を示すなど、アメリカ社会の分裂を拡大させる結果となった。世界最多の感染者数、死者数となったコロナ禍の惨状についても、国民の大半は大統領としての失政ぶりを手厳しく批判した。経済は持ち直したものの、医療・福祉、環境、教育などの重要国内政策はほとんど手づかず状態のままだった。
第二に、属性別に見た有権者投票動向の劇的変化がある。すなわち、2016年選挙では、65歳以上の高齢者、都市郊外居住者、白人女性、無党派層、軍人・退役軍人・軍属の大半がトランプ候補支持に回ったが、今回は逆にバイデン民主党候補支持が大半を占めた。
第三に、民主、共和両党の「党員」「党支持者」数の変化がある。すなわち、男性、女性ともに2016年より、民主党側のシェアが拡大したのに対し、共和党は減少してきた。特に今回、Pew Research世論調査によると、女性で「民主党員」「民主党支持」の立場を事前に明らかにした回答者は56%に達し、「共和党」側の38%を大きく上回った。しかも、近年、全米での女性投票率は男性投票率を上回る傾向があり、今回とくに、女性有権者間でのトランプ不人気が選挙結果に与えた影響も無視できない。
第四に、トランプ氏が戦った相手の違いがある。前回選挙ではヒラリー・クリントン民主党候補が、男勝りの言動などを理由に多くの女性層の反発を招いたのに加え、国務長官執務時代の私的メール問題が選挙戦の最後まで足かせとなった。当初からトランプ氏にとっては比較的くみしやすい相手だったといえる。
それでもトランプ氏は、本選では総得票数で300万票以上もクリントン氏に差を許すなど、最後まで苦戦を強いられた。結果的には「辛勝」だった。これに対し、バイデン候補は選挙戦を通じ終始「好感度」においても安定してトランプ氏を上回り、主だったスキャンダルで足をすくわれることもなかった。政治手腕では、過去8年間、オバマ政権下で副大統領を務めてきただけに、それだけトランプ氏にとっては手ごわい相手となった。
オバマ政権時の副大統領だったということで、今回の当選を受けオバマ政権時の官僚を起用し、スムーズに政権を動かしていけるバイデンさんは今後のアメリカにとってとてもいい大統領かもしれません。
上記のように失言はありましたが、主だったスキャンダルもなく好感度が高いため当選までたどり着きました。
正直だれが大統領でもいいですが、「自由の国アメリカ」を体現してほしいですね。人種差別などもってのほかで、アメリカに住めば皆夢を見れる。平和に幸せに暮らせる。世界で一つでいいからこういう国になってほしいです。
世界のリーダーを自負するアメリカが今後どうなるか楽しみです。
ではまた!