こんにちは!KOBAKURAです!
同じ時間、同じ内容の練習をしていても「差」というのは絶対にでてきます。
そこで私が指導をしている中で感じたことをお伝え出来ればとおもいます。
同じように練習をしていても、
うまくなる曲線に差が出るのは、
例えば一回の練習で、10成長するとしたら、12成長する選手もいます、しかし50~70くらいしか成長していない子もいます。
それぞれの比率はわかりませんが、感じているのは以下のことです。
・身体能力
身体能力が高いと、サッカーがそこまでうまくなくても、その運動能力でカバーできるので、他のうまい子の中に入っていくことができます。そこで揉まれるので周りよりもうまくなるスピードが上がります。
親がスポーツをやっていたという子の方が運動能力が高い気がします。もちろん例外もありますが。
結局のところ、中学高校とサッカーを続けると誰しも一定のレベルに到達しますが、超えられない壁にぶち当たるとしたら、これなんじゃないかなと思います。背が低いとか、スピードがないとか、線が細いとか。
これを吹き飛ばすバイタリティある子ももちろんいます。
・理解力の差
どんな説明をしても1回で理解する子と何回も説明しないとわからない子といます。理解力が高い子の方が早く練習内容やコーチの指示を理解し、実践にうつせるので、その分の差が出ます。
よく間違うのは学校の勉強ができている子が理解力もある(頭がいい)と思いがちですが、学校の勉強は記憶力がメインです。理解力とはあくまでも1を聞いて10を知る能力。
サッカーにおいては、色々な場面をイメージできていれば理解力はあがるので、テレビでサッカーを見ていたり、チームの他の子のプレーをよく見ていたり、試合中のコーチの指示を他人事と思わずに聞いているかなどが理解力の向上につながると感じます。
・少年団の練習以外にも練習機会を設けているか?
毎日サッカーするのがいいとは思いませんが、週2日の少年団練習をしている子より、あと何日かどこかでサッカーをしている子がうまくなるのは間違いありません。家でボールを触る機会があるか、スクールに通っているかなど、方法は様々ですが、やっぱりサッカーが上手くなる子はどこかでボールを触っています。
・練習に対する取り組み方
これはサッカーに限らずですが、同じ時間練習しても、ただこなしている子とそうでない子は徐々に差が出ます。
例えば、シュート練習をしていても、ただゴールするだけで喜んでいるか、コースを狙って蹴っているか、しっかりミートさせるよう意識しているかなどで、半年もすれば差が見えます。
これは、もっと上手くなりたいと本人が思いながら練習しているか次第のような気もします。
あと負けず嫌いの選手も成長する能力と繋がっている気がします。そこには、ただ負けず嫌いというのではなく、どうすればうまくできるようになるのかということを考え実行する力だと思います。
小学生の年代は差が出やすいとも思いますが、今後のジュニアユースやユースに上がるにつれて大事な事は考える力を喪に付ける事だと私は思います!
ではまた!