サッカーは楽しいpart②

こんにちは!

今回は、サッカーのコーチをしている僕がコーチングをする上で、
良いコーチングと悪いコーチングとは?という事をお伝えしていきたいと思います!!

1980年代~90年初期は野球人口が圧倒的に多く、サッカーは人気はあったもののサッカー人口は野球に比べると大きな差があった事を記憶しています。しかし、サッカー人気が爆発したのは1993年にJリーグが開幕した事が大きかったと思います!Jリーグが開幕する前は、日本サッカーの競技レベル向上を目的に発足した日本サッカーリーグ(JSL)というリーグがありましたが、なんとなく鳴かず飛ばず状態・・・だったような・・・笑

でも、今はプロ化が進み以前とは比べ物にならない位の競技人口や観客が増えた事で注目が集まり、なくてはならないスポーツとなりました!!

サッカーのレベルも上がりアジアにおいてはWカップ出場常連国となり、レベルが上がった事で今では世界的に有名な選手もJリーグに参加しリーグを盛り上げてくれています!

レベルが上がるきっかけは、世界のサッカーが様々な変化をする中で、
日本も色々な知識を付けトライ&エラーを繰り返しながら日本人にあったサッカーというのを確立してきていることが大きな要因となっているかと思います。そのような変化や盛り上がりを見せている日本のサッカー事情で、今後日本の将来を担う少年・少女が頑張って練習をしているのになかなか上達しないや言っている事が表現できないと悩んでいる指導者(コーチ)の方もいるかと思います。僕もサッカーのコーチをして悩みは沢山あります。その為、僕が経験をした事や思った良いコーチと悪いコーチの差はどこにあるのかをお伝えしたいと思います。

【良いコーチと悪いコーチとは?】

まず指導者が勘違いをしてはいけないのは、子どもは指導者の操り人形ではないという事。
子ども達は、挑戦をする中で心の中に不安や迷いを感じることがあります。そこでコーチが怒鳴ったり、何故言った事をやらない!といったような事を言うと子どもは、「恐れ」を感じ、次同じような場面でも不安や迷いを抱えながらプレーをして自分にプレッシャーを与えてしまう事が多分にあります。そのような時は、まず挑戦をした事を称え次に繋がる言葉を掛ける事が必要です。そうすることで選手は、「次は失敗をしないように頑張ろう!」や「もっと練習を頑張ろう!」という奮起する気持ちが沸いてくるのです。


また、みんなの前で選手一人だけに罵声を浴びせたり、大きな声で注意をしている指導者を試合会場等でよく見掛けますが、僕はそれは絶対に行ってはいけない事だと思います。
何故かというとそれは選手からすると『威圧感』『恐怖心』『怒られている』という認識しかなく次に繋がる事は皆無だと僕は思います。
そういう時は、個別に呼んで冷静に話すことで子ども達は、「コーチは真剣に僕の事を考えてくれている」等プラスに働き次に繋がると共に、個別に会話をした方が指導者の考え方等が伝わりやすくなりメリットがあると僕は思います。

サッカーのする中で他の選手との違いを出すためには、選手たちも自発的に考える事が必要だと思います。練習や試合を見ていて良く聞く言葉はコーチが選手達に「良く考えろ!!」というフレーズをがあります。そこで僕はいつも思うのは、良く考えろ?とは?
サッカーはもの凄く頭を使うスポーツで、選手達は自分の考えた結果がプレーに直結します。選手達は考えた結果のプレーをして更にコーチから「良く考えろ!!」と言われたら逆にどうしたら良いか分からなくなります。そういう時、僕が行っている指導は「ヒント」を伝えること。答えを言ってしまうと「自発的に考える事を辞めてしまう事」や「この時はこうする!」という考え方しか出来なくなってしまうからです。

今回は、僕が思う『良いコーチ』と『悪いコーチ』をお伝えしましたが、最終的にコーチをするうえで大切な事は、子ども達が夢や目標に向かって頑張っている事に対して「自主性」「自発性」を育ててあげる事が一番重要だと思います。

あくまでもこれは僕の考え方なので、もしこんな指導方法もあるよ!という方は是非教えて下さい!これからもサッカーを盛り上げていきましょう!

ではまた!