こんにちは!KOBAKURAです!
今日は、ベトナムについて調べてみました!
知っているようで、実は知らなかった!とういうこともあると思いますので是非!
ベトナムとは?
ベトナムの正式名称は「ベトナム社会主義共和国」、英語表記は”Socialist Republic of Viet Nam”です。南シナ海の西側に位置し、面積はおよそ33万平方キロメートル(フィンランドやマレーシアとほぼ同等)で、日本の約0.88倍となります。人口はおよそ9,300万人で(2017年)、南北に長い国土です。首都ハノイがある北部では中国やラオスとの国境に、ホーチミンのある南部ではカンボジアとの国境にも面し、雨季と乾季を持つ温暖な気候が特徴です。
ベトナムは、国全体の3/4が山岳地帯で、豊かな自然に囲まれています。そのせいもあってか、ほとんどの人口がハノイとホーチミン周辺に集中しており、近年の経済成長で土地の価格が高騰傾向にあるようです。トムヤムクンをはじめとするベトナム料理やハノイのタンロン遺跡、中部地方に位置する王朝時代の建造物「フエ」など、多くの世界遺産を持つ国でもあります。
次に、ベトナムの歴史についても見ていきましょう。現在は社会主義国として独立しているベトナムですが、過去には中国やフランスの植民地にされ、戦争とともに変遷をたどった国でもあります。
ベトナムが完全な独立を成しえた時期は1976年と比較的最近で、それまではさまざまな国からの干渉を受け続けてきました。古くはベトナム王朝として歴代の王室を持っていたにもかかわらず、長らく隣国である中国の支配下に置かれてきた過去があります。19世紀に入り、ようやく中国の支配から解放されたのもつかの間、ほどなくフランスの介入によってハノイが占領され、ベトナムは事実上のフランス植民地となります。
長年のフランスによる統治はベトナムのフランス化をもたらしましたが、虐殺や宗教弾圧など、悲しい歴史も生み出しました。第2次大戦中はドイツや日本からの干渉も受け、終戦後に指導者であるホーチミンが組織するベトミン(ベトナム独立連名)の民族運動によって、独立に向けて舵を切ることになります。
しかし、その後も独立を阻止しようとするフランスとの間に起こったインドシナ戦争や、ベトナム国内での南北対立、アメリカの干渉によるベトナム戦争など、大きな戦争を経験しなければなりませんでした。アメリカの攻撃に辛勝したベトナムは南北統一を経て、1976年にようやく「ベトナム社会主義共和国」として独立を果たし、現在に至っています。
現在では、さまざまな文化が融合するエネルギッシュな国として、近代化が進んでいるベトナムですが、ベトナム史における戦争の影響はあまりに大きく、現在もその爪痕は消えることなく残されているのです。
ベトナムの歴史上、多大な影響を与えた人物についてもご紹介します。
ヴォー・グエン・ザップ:第2次大戦後のベトナムにおいて、稀代の名将と呼ばれた軍師がヴォー・グエン・ザップです。フランスとアメリカという2つの大国による攻撃から、アジアの小国であるベトナムを勝利へと導いた功績は大きく、ベトナム国民はもちろん、周辺のアジア諸国にも大きな影響を与えることとなりました。
ホー・チ・ミン:ベトナム初代大統領にして、南北統一を果たしてベトナムを独立させた指導者、政治家であり、「ベトナムの父」と称されることもあります。ベトナム南部の主要都市名であったサイゴンが、独立後にホーチミンへと改称したのも彼に由来しています。ベトナム史を語るうえで、なくてはならない偉人の1人でしょう。
ベトナムは東南アジアに位置する南北に長い社会主義国家で、面積や人口など、日本と似ている部分もあります。現在では近代化も進み、さまざまな文化を内包する魅力的な雰囲気を醸している国でもありますが、その歴史に刻まれた数々の戦争による影響抜きには語れない部分も多いのです。
ベトナムは今どんどん開発が進んでおり、今後20年後がすごく楽しみな国です!
今は、コロナの影響で往来が難しいですがが、今まで通りに戻ったら1回は行く事をおススメします!
ではまた!