子どもがサッカーデビューする前に読んで損なし!

こんにちは!KOBAKURAです!

「子どもがサッカーを始めたいと言うんだけど…」「何をしたらいいのか分からない」等色々と悩みがあるかと思います。

ここでは、不安を解消すべく親御さん向けの知識をお伝えしていきます!

サッカーを始めるきっかけが大事

「サッカーをやりたい!」多くのお子さんがこの言葉で始まると思います。きっかけは「友達がやっているから」という理由が多く、小学校のグラウンドで少年団の練習を見て触発されて、ということもあります。

知らない世界に飛び込む不安はあると思いますが、お店で好きなおもちゃを買ってあげたときのように、自分から「やりたい」と言ったことは集中して取り組める確率が高いのではないでしょうか。お子さんがボールを持った時、幼くても「選手」となってサッカー人生が始まります。サッカーはチームスポーツです。親御さんもぜひ「チームメイト」となって、ここから一緒にボールを追ってみてはいかがでしょうか。

地域のサッカーチーム?クラブチーム?

地域のサッカーチームは小学校単位・地域単位ベースで作られたチームが多く、「クラブ」は企業母体・指導者などが立ち上げたものです。またJリーグには小学生~高校生の育成部門(=下部組織)を設ける決まりがあり、各クラブの「アカデミー」や「スクール」等と称されています。

環境によっては「地域のサッカーチーム」と「スクール」の両方に通うお子さんもいます。地域のサッカーチームの練習は一般的に週1~2日程度ですが、ボールをもっと蹴りたい、もっと上手くなりたい!という思いから、試合には「地域のサッカーチーム」で出場し、練習のない日にスクールで「技術を習う」というイメージです。(クラブによってはゴールキーパーコース、ストライカーコースなどポジションに特化した専門コースもあります)

ほかの習い事経験も無駄にならない

『せっかく他のことをさせてきたのに…』と、今までの苦労を思ってがっかりすることもあるでしょう。しかし、これまでお子さんが習ってきたこと、実はサッカーに活きるかもしれません。

ピアノを習ってきたなら、リフティングやドリブルをリズミカルにこなせる可能性があります。水泳を続けて鍛えた心肺機能はサッカーで持久力につながり、足首を自然としなやかに動かせることで柔らかいボールタッチにつながります。

サッカーとは全然関係ないような「手」を使うスポーツ、例えばバレー・野球・バスケなども効果的です。全国各地でサッカー教室を開催する元プロサッカー選手の城彰二さんは「上半身をうまく使えない子が多い」と言います。そこで、ボールは使うけれども「足は使わない練習」を提唱しています。サッカーって実は足元だけのスポーツではありません。ボールを味方にパスする前に自ら「キープ」する時、バスケでのディフェンスの選手を避けるように上半身をうまく使う・・・これが小学生でできたなら、実戦でとても有利になります。

小学生までにバレーや野球を経験したり、サッカーと迷って一つに絞れず別のスポーツの少年団を掛け持ちした選手もいます。こういった選手も、地区や都道府県から優れた選手を集めた選抜チーム(=トレセン)に選ばれているのです。

また「サッカーをやりたい」と言ってきたものの、うちの子にはサッカーはまだ早いのでは?と迷ったり、入団条件の対象年齢に届かない場合があります。そんな時は水泳のほか、体操教室などもおすすめです。幼少期から怪我をしにくい体の動かし方・バランス感覚を体得できますので、先にこちらをさせておくのも手です。

ではまた!