日本人ベトナム企業家

こんにちは!KOBAKURAです!
今回は私が理想とする起業家の人間像です。
私は日本で起業して16年が経ちました。
紆余曲折を経て何とかここまで継続して来れました。
ただ、やはり自身が理想とする経営者像には遠く及びません。
2020年念願のベトナムでの起業がスタートし、今後私が目指すべきところがはっきりとしたニュースを見たので思いを書かせていただきます。

以下VIETJOの記事です。

 ベトナムから日本に帰国した日本人男性(75歳)が1日、成田国際空港到着時に受けた新型コロナウイルス検査で陽性と判明した。南中部高原地方ラムドン省ラックズオン郡人民委員会が同日夜に明らかにした。

 この男性はラックズオン郡にある会社の社長で、7月31日にラムドン省リエンクオン国際空港からベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のVN7385便でホーチミン市タンソンニャット国際空港に移動し、同日夜に成田行きの便に搭乗した。

 成田到着後、空港での検査で陽性となり、入国後そのまま隔離施設に移り、ベトナム側の社員に現地当局へ報告するよう連絡したという。

成田国際空港到着時に受けた新型コロナウイルス検査で陽性が判明したベトナム帰りの日本人男性N・Mさん(75歳)は、自身が社長を務める南中部高原地方ラムドン省の会社に毎日複数回にわたって連絡しており、自分のせいで隔離措置を受けることになってしまった社員らに謝罪の言葉を述べているという。

 社員のN・T・Dさんは、「社長は一人一人の健康状態を尋ねた後、隔離措置で家族と離れ離れにさせて申し訳ないと声をかけてくれます。それを聞くたびに、社長は何も悪くないのにと思って涙が溢れてきます。まるで家族のように社員と接してくれて、とても優しい社長です」と話した。

https://www.viet-jo.com/news/social/200806175246.html

 この記事を見た瞬間に衝撃が私に走りました。
日本人がベトナムにおいて、ベトナム人にここまで思ってもらえる社長さんは本当に尊敬します。
正直私はこのレベルには届く自信がありません。どこの国で働いても、やはり人間関係を構築するのは「心」ということです。近年都会の日本人は、近所付き合いも少なくなり古き良き文化、助け合いの精神が少なくなってきた感じに見受けられます。しかし、このニュースは現代において、とても感銘を受け、目指すべき理想的な人物像を私に再認識させてくれました。

 私はこの社長のように本当の意味での会社経営を目指します。
それには、人種に関係なく誰にでも寄り添える人間になれるよう自分を見直さなければなりません。自身に誰かを助けられるような力をつけなければなりません。今までの自分が目指していた人格形成を見直すつもりです。

まず、75歳で現役というのがほんとにすごい!