新型コロナウイルスによる経済の影響

こんにちは!KOBAKURAです!

今回は新型コロナウイルスによる経済に対しての影響を考えたいと思います。

コロナウイルスとは?

 そもそも「コロナウイルス」は、発熱や上気道症状を引き起こすウイルスのことを指します。今回の新型コロナウイルスは、2019年12月に中国湖北省武漢市で確認されて以降、中国を中心に感染が国際的に広がりを見せています。8月11日にWHOが発表した統計では、世界全体の感染者数は約1,993万人、死者数は約73万人と報告されています。
そのうち、アメリカ合衆国での感染者数は約500万人、死者数も約16万人といずれも世界最多となっています。

日本の建設業の状況

 私は建設業を経営していて今のところコロナウイルスによる影響は、そこまででていません。ただ現場内でコロナウイルス感染者がでると、濃厚接触者は全員2週間の休業となってしまいます。我々建設業者は、ほとんどの人たちが日給月給です。2週間の休業は死活問題となります。そこで新たに保険会社さんのほうでコロナウイルス感染症に対応した保険が発売されています。
当社はその保険に加入していますが、完全に休業補償としてカバーできるものではありません。その為やはり感染防止対策は確実に行わなければなりません。
個々の努力が大切だと思います。

海外の状況

 2020年8月現在、 世界各国で海外からの渡航者に対する入国制限や入国後の行動制限を求める動きは強いです。
外務省HPによると、日本を含む感染者確認地域からの入域制限を行っている地域は未だに119地域あり、入国後に行動制限措置がとられている地域も93に上っています。
また、ニューヨークでは3月22日から、ロンドンでは3月23日からロックダウンが実施され、必要不可欠な場合以外の外出が禁止されましたが、ニューヨークでは6月8日に解除、ロンドンでも緩和が徐々に進んでいます。

 弊社の海外法人があるベトナムはここにきて感染者が急増し、中部地方のダナンはロックダウン、北部と南部のハノイとホーチミンは人々の行動制限を厳しく定めています。
私は8月23日に政府特別便でベトナムに入国します。人生初の隔離、ロックダウンを経験しそうで正直不安です

途上国の状況

 今まではアメリカ合衆国やイタリアといった先進国で爆発的な感染者の増加が問題視されてきました。
しかし、現在先進国では感染者の増加は緩やかになりつつあります。
代わりに感染者が増加しているのが途上国です。
例えば、8月11日のWHOの発表によると、ブラジルでは1日の新規感染者が2万人を超えており、1日の死者数はアメリカを抜いて2位となっています。

 でもどうして途上国で感染が拡大しているのでしょうか?
まず指摘されるのは、医療環境が整っていないということです。
ニュースでは、他者との濃厚接触を避けるのが感染予防の基本だと報じられています。しかし、途上国では「他者との距離が近い生活」(スラムなど)を余儀なくされる人が少なくありません。

 また、途上国では十分なお金を医療に費やすことができないため、ICU(集中治療室)が足りないことも感染拡大の要因として指摘されています。
更に、政府が経済活動の自粛を呼びかけると、経済的にゆとりのない市民は不満を抱いてしまいます。こうした反感を抱かせないために、途上国の政府は経済活動再開を急いで行ってしまうのです。新型コロナウイルスに対して十分な準備ができていないにも関わらず、人との触れ合いが減らないため、感染が拡大しているのです。

今後の展望

 今後のことを考えると、どこの国で生活をしていても、やはり自分の身は自分で守っていなかなければなりません。国の補助はありますが限界があります。自身の投資行動を決めなければ未来に不安が付きまといます。今からでも遅くはないのですべての自身の行動を見つめなおす時期に入ります。