こんにちは!KOBAKURAです!
先日の休日に子どもと何気なくテレビをみていたら、海ではしゃいでるシーンがあり、海の水しょっぺーっという言葉がありました。
それを聞いた子どもは、何で海の水はしょっぱいの?と聞いてきました。
それは、海の水には塩分(塩)が入っているからしょっぱいんだよと説明をしました。
これは皆さんも分かっていることだともいます。
でもそれでは、納得いかない子どもは何で海の水には塩が入っているの?と再度聞いてきます。
それは、と言いかけたところで「あれっ??」と私もおもいました。
何で海の水には塩が混ざっているんだろうと…
そこで、何故海水はしょっぱいのかということを深堀して調べてみましたのでお伝えしたいと思います!
調べてみると…私たち人類を含めた全ての生物は海から生まれたと考えられていますが、海の水には一定の濃度で塩分が含まれています。
一般的に「海水」と呼ばれている海の水は主成分を水、そしておよそ3.5%ほどの塩で構成されていて、微量ではありますが海水には金属なども含まれていると言われているとのこと。
地球上に存在する海水はおよそ13.7億平方キロメートルもあり、地球の水分の97%を占めると考えられてみたいです!
海の水がしょっぱい理由としては先にも3.5%ほど含まれている塩分が関係しています。
それは太古の昔、『地球が形成されて海が出来たばかりの頃、海の水は酸性であり、その影響から海水が地殻を溶かしたことでアルカリ金属やアルカリ土類金属が溶け出して中和され、海の水が次第に中性になった事によって塩分が含まれるようになったと考えられています。』
なるほど!
ちなみに海の水が中性になって以降も海水は地殻を少しずつ溶かし続けている為、今もなお徐々に海水の塩分濃度は上がり続けているというのが定説となっているみたいです!
ちなみに地殻変動の影響によって陸上に取り残された海水によって形成された「塩湖」も世界各地で確認できます。
もっとも塩分濃度が高い「死海」では塩分濃度が30%もり、非常に浮力が高いことでも知られていてよくテレビとかでも取り上げられますよね?
海の水は古来より「塩の採取」や「真水の採取」に利用されてきましたが、私たちが住む日本でも多くの地域で海水から塩を採取する作業が行われています。
海の水から塩を採取する場合、水分を乾燥させて塩だけを残すといったシンプルな方法で行われます。
また、逆に海水から塩分だけを取り除いて真水を作る場合は「逆浸透膜」などを利用した海水淡水化装置などが利用されます。
ちなみに海水に含まれる塩分を構成している成分は「塩化ナトリウム」と「塩化マグネシウム」、「硫酸マグネシウム」、「硫酸カルシウム」、「塩化カリウム」などが挙げられます。
今回は海水は何故しょっぱいかということを調べてみましたが、子どもからの質問で分かったことは、知っている様で知らないことが沢山あるんだということ。
私は分からないことがあると調べたくなるタイプですが、さらに深堀をして調べることにより色々な知識が付くと思いました!
皆さんも分からない事や関心のある事には深堀をして調べることによりイメージや考え方が変わりますのでためしてみてください!
ではまた!