NZランド・マフタ外相

こんにちは!KOBAKURAです!
ニュージーランドで口から顎にかけて大きな入れ墨を入れている女性が外相に任命されました。
入れ墨やタトゥーに閉鎖的な日本では考えられないことです。
とても興味深い記事を見つけたので調べてみました。

ニュージーランドでは史上初めてとなる女性の外務大臣が誕生しました。
ジャシンダ・アーダーン首相がこのたび任命したのは、ナナイア・マフタ議員です。マフタ外相の特徴的な外見をしています。顔のあごの部分に大きなタトゥー(入れ墨)が施されているのです。そのタトゥーは神聖な意味を持つようです。マフタ外相は地元ではかなりよく知られている存在ではありますが、外務大臣に抜擢されたことは予想外の驚きであったと地元のメディアは報道しています。

ニュージーランドのアーダーン首相は、最近実施された総選挙で与党労働党が勝利したのを受けて発足する第2期となる閣僚名簿を発表しました。ウィンストン・ピータース前外相は「ニュージーランド・ファースト」党が敗北したことを受け、このポストを退くことになりました。これを受け、地元の政治学者らは、後任には以前の閣僚のメンバーの中から労働党のメンバーが選ばれるものと予想していましたが、首相は、高いコミュニケーション能力と外交の手腕を評価し、ナナイア・マフタ氏を任命しました。

ナナイア・マフタ氏とはどのような人物なのか?

ナナイア・マフタ外相は現在50歳。ニュージーランドの先住民マオリ出身である。マオリ族とはヨーロッパ人が入植する前からこの地に住んでいた民族である(2013年の人口動態調査では、人口のおよそ15%を占めている)。

マフタ外相は、亡くなったマオリのテ・アタイランギカアフ女王の姪で、現在のツヘイティア・パキ王の親族に当たる。

外相はこれまで、マオリの地方自治体でさまざまな役職に就いてきた。また20年以上にわたり、議会でも活動を行い、マオリ開発相も務めた。マフタ外相は女性の権利により大きな注意を払う必要があると主張し、議会における女性議員の数を増やすべきだと訴えている。また不可能なことなど何もないことを証明することで、異民族のルーツを持つ女性たちにとっての模範となりたいと打ち明けている。

マフタ外相は2018年、BBCが選ぶもっとも影響力のある女性100人に選ばれている。

彼女は、外相としての任務を果たしながら、今後も地方行政機関における役職にも就き、マオリ開発のための活動も続けていく。

マフタ外相のあごのタトゥーにはどのような意味があるのか?

ナナイア・マフタ外相のあごの部分には、マオリの伝統的なタトゥー(入れ墨)が施されている。このタトゥーは「モコ・カウアエ」と呼ばれるものだが、外相はこのようなタトゥーを入れたニュージーランド初の女性閣僚となった。

モコ・カウアエのデザインは個人個人で異なるもので、その人の出生地、ステータス、権力、家系などが表されている。伝統的なタトゥーの彫り方は数世紀の間、まったく変わっていない。マフタ外相は2016年、先祖の記憶を尊び、そしてニュージーランド人とマオリ族の人々との関係をより良いものにするため、タトゥーを入れた。

複数の情報によれば、外相は、背中にも、マオリ族の大部分が暮らすクック諸島をテーマにした大きなタトゥーを施している。

日本のカルチャーでは入れ墨は犯罪者が入れているものという認識があるので、問題になったことがありました。公務員の方が入れていて退職に追い込まれるなど、日本では自由がありませんね。
海外では、昔からの文化や神聖なもの、ファッションなどの認識で受け入れられやすいですね。

女性が頑張るニュージーランド最高です!
日本人も頑張ろう!

ではまた!